なぜ占いが楽しいのか
占いはどんな世代でも、一定の人気があります。特に学生やOLなど、女性が占いを嫌っている、というような話を聞いたことがありません。私も小学生の頃から占いが大好きで、ありとあらゆる占いを趣味として楽しんできました。一喜一憂しては自分の運命を想像し、自分の振舞いを振り返ったり、悩みを悩みとせずに解決することをしてきました。それくらい占いは私の人生にとっての憩いの場であり、癒しの瞬間であったわけです。これは私に限った話ではなく、占いが好きな方に共通している背景ではないでしょうか。これほどまでに占いが愛される理由を、私なりに考察していこうと思います。
1.占いが自分を理解してくれる
占いをやってみると、すべてに共通して結果を知ることができます。占いの結果には、自分の性格や長所、短所などが書いてあり、その結果と自分とを比較して様々な妄想を描くことが多いと思います。これらの結果は、自分という人物を自分以外の何かが分析したものであり、ある種の客観性を持ち合わせるわけです。人は皆、自分を理解してくれる人を慕い好む動物ですから、占いの結果もまた同じように、自分を理解してくれるもの、という認識をするわけです。人を介さない相談や告白にも似た感覚を持ちながら、自分を理解してくれる占いに心を癒そうとしているのです。
2.互いを論理的に理解できる
先述の例では、占いを一人で楽しむ場合の話ですが、複数人で楽しむこともできます。お互いの占い結果を見合って、互いの性格が論理的に説明されていることに喜び、共感することができます。そして将来に関する説明を見て、今できる対応策などを考えたり、気を引き締めることで生活のモチベーションに変換させることができるのです。
3.刺激的な恐怖が心地よい
占いの結果が悲劇的だったとき、人は残念に思い、憂うわけです。このような刺激的な気分こそが、占いの醍醐味の一つともいえます。それは、テーマパークのジェットコースターやお化け屋敷のように、恐怖感こそが楽しみの一つとして解釈されるのです。恐怖感を味わうことで、人は生きていることを実感でき、フワフワした生活にリアリティを感じることができます。リアリティこそが刺激であり、刺激が人を活性化させるわけです。なお、刺激はストレスにもなりうるわけですが、ある程度のストレスを持っている状態が最も健全な心理状態であることが、医学的に分かっています。
4.自分が主人公の短編ドラマ
占いの結果には、現実とはかけ離れたストーリーであったりします。たとえば寿命を占ったり、結婚を占ったりしたとき、自分が置かれている状況からはどう考えても有り得ないような場合などです。これらの結果についても、有り得ないからこそ楽しい、というところがあり、自分がそのような状況になっていることを妄想することができるわけです。有り得ないとは言っても、占いが出した結果というある程度の信頼性があり、無視するかどうかのジレンマも生じるわけです。
5.自分を癒す場所
以上のような、占いがなぜ楽しいのかを解説しましたが、結局のところは一人で気軽に自己分析ができることに尽きるのかもしれません。自分を理解してくれる何か、という存在は大きく、それが安心感になるのではないでしょうか。誰しも悩んだり不安になったとき、誰かに相談したくなるでしょう。誰かに頼って、自分を理解してくれて、認めてくれるものほどありがたい存在はありません。占いは、人以外のありがたい存在になって、人を元気付けてくれるところに価値があるのだと思います。
占いに依存してはなりませんが、気軽にあなたの心を癒せる場所として、これからも楽しみたいですね。
